こんにちは、あゆりんです。
市立尼崎高校バレー部のエース・ハントラクル星夏(はんとらくる・せな)。
名前を聞くだけで「え、どんな子?」と気になるインパクトがありますよね。
ここでは、彼のプロフィール・経歴・プレースタイル・人柄あたりを、現時点で分かっている範囲で、できるだけ丁寧にまとめてみます。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
基本プロフィール
- 名前:ハントラクル 星夏(はんとらくる・せな)→ 月刊バレーボールの特集でフリガナ付きで紹介されています。
- 所属:兵庫県・市立尼崎高等学校 男子バレーボール部
- ポジション:OH(アウトサイドヒッター)→ 全国高校選抜男子メンバー紹介でも「OH」と表記。
- 学年:高校3年生(2025年度時点)
- 身長:187cm(全国高校選抜男子のメンバーリストより)
最高到達点の公式な数字はまだ見つからず、「春高の到達点ランキング」にも具体的な数値は出ていないので、ここは無理に数字を出さずにおきます。
出身・バレーボールとの出会い
ハントラクル星夏くんは、兵庫県・猪名川町の広報資料に
つつじが丘小学校(川辺バレーボールクラブ) → 尼崎市立園田東中学校 → 市立尼崎高等学校(令和5年4月〜)
という経歴で紹介されています。
つまり、
- 小学生:つつじが丘小 + 川辺バレーボールクラブ
- 中学生:尼崎市立園田東中学校
- 高校生:市立尼崎高校
という、兵庫の“バレーエリートコース”ど真ん中を進んできた選手。
小学生のうちからクラブチームでしっかり基礎を積み、中学は強豪の園田東。
そこから名門・市立尼崎へ…という流れ、指導者たちに「この子は伸びる」と早くから評価されていた様子が目に浮かびます。
家族・ルーツについて
ネットの記事によると、
- 兄にハントラクル望海(のあ)さんがいて、市立尼崎のキャプテンとして活躍したエースだったことが紹介されています。
兄弟そろって市尼でエース。
この時点でドラマが一作書けそうです。
また、名字の「ハントラクル/ハントラクル(Huntrakul)」は、日本ではかなり珍しく、タイ系の姓に似た形。
スポーツ系のまとめサイトでは「タイとのハーフでは?」といった憶測も紹介されていますが、公式に「ハーフです」と明言されている一次情報は見つかっていません。
- 確実に言えるのは:→ 日本で育ち、日本の学校・クラブでバレーをしてきた選手であること。
- ルーツに関しては:→ タイ系の可能性があるけれど、本人や公的な場での明言はまだないので、あくまで“想像レベル”。
このあたりは、今後本人のインタビューなどで語られるのを楽しみに待ちたいところです。
中学時代:園田東中で全国レベルへ
園田東中は、兵庫県内でもバレーが強いことで知られる学校。
その中で星夏くんは、
- 川辺バレーボールクラブ出身
- 園田東中で主力として活躍
- 県大会や近畿大会、全国大会などにも出場
といった実績が、プロフィール記事で紹介されています。
さらに、高校入学前後のタイミングで
- 全日本ジュニアオールスタードリームマッチ に選出
という情報もあり、中学3年の時点で既に全国区の“要注目プレーヤー”だったことが分かります。
中3で全国から選ばれるって、本当に一握りです。
この段階で「将来は日本代表候補」と見られていても不思議じゃないですね。
高校時代:市立尼崎でエースへ
1年生からインターハイ予選で大活躍
2023年のインターハイ兵庫予選(第67回兵庫県高等学校総合体育大会)では、市立尼崎が神港学園にストレート勝ちして、24年連続35回目の本戦出場を決めています。
このときの記事タイトルがすごい。
「新人大会3位の市立尼崎高が今季初タイトル ルーキー・ハントラクル星夏がサーブで存在感」
高校1年で、いきなりインターハイ兵庫予選の記事タイトルに名前が出るって、なかなかのインパクトです。
写真でも、得点後に大きくガッツポーズを決める姿や、チームを鼓舞する表情が映し出されています。
- 兄・望海さんがキャプテンとしてチームを引っ張り、
- 弟・星夏くんが1年生ルーキーとしてサーブで流れを変える
という“兄弟二枚看板”での市尼。
現地で見ていた人が正直うらやましい…。
高校2〜3年:春高・選抜で全国区のエースに
そこから星夏くんは、
- 春の高校バレー(春高)2024・2025での活躍
- 高校選抜や全日本ジュニアオールスタードリームマッチへの選出
- 2025年のジュニアドリームマッチでは男子MVPに選出
と、一気に全国レベルで名前を知られる存在になっていきます。
さらに2025年、
- 全国高校選抜男子12名が発表され、その中で
- ハントラクル星夏(市立尼崎高3年)がキャプテンに就任
- ポジション:OH、身長187cm と明記。
「市尼のエース」から「全国選抜のキャプテン」へ。
肩書きの重さがどんどん増しています。
プレースタイル:サーブと総合力が光るオールラウンダー
インターハイ兵庫予選の記事でも、「サーブで存在感」と表現されているように、星夏くんはサーブで試合の流れを一気に変えるタイプの選手として知られています。
加えて、全国高校選抜男子のインタビューでは、
- アウトサイドヒッターでありながら、海外遠征ではリベロにも挑戦したこと
- 「自分の身長では、上のカテゴリーでやっていくには守備もできないといけない」と、守備・レシーブの重要性を語っていること
が紹介されていました。
ここから見えてくるのは、
- 攻撃だけでなく守備・レシーブも重視
- サーブで一気に流れを変える
- 役割にこだわらず、チームのためならリベロもやる
という、総合力型のオールラウンダーOHという姿。
個人的には、「高さで押し切るタイプ」ではなく、「総合力と頭の良さで勝負するタイプ」に見えます。
指導者からすると、こういう選手はどこに置いても仕事をしてくれるので、本当にありがたい存在なんですよね。
性格・メンタルの印象
写真やインタビューをざっと追っていくと、
- 得点後は全力のガッツポーズ
- 仲間に向かって大きな声で吠える
- コート上の表情がとにかく明るい
という、“チームのエンジン”タイプの雰囲気を強く感じます。
一方で、全国高校選抜男子で一緒になった選手との対談では、
- 自分の課題を冷静に分析していたり
- 将来のことをしっかり見据えて話したり
と、“熱さ”だけじゃなく“クレバーさ”もちゃんと持ち合わせている様子。
エースでキャプテンで、しかもオールラウンダー。
この組み合わせ、普通に「将来の日本代表候補」コースですよね。
市立尼崎という環境について
ここで少し、彼が所属する市立尼崎高校という環境にも触れておきます。
- 市立尼崎高校には体育科推薦(スポーツ推薦)があり、中学校からの推薦・適応検査・実技検査・面接を経て入学する制度が整っています。
- 武田塾の紹介記事でも、「たくさんの生徒がスポーツ推薦で入学し、部活動がとても盛んな学校」と説明されています。
つまり、市尼は
「スポーツ推薦で全国レベルの選手が集まり、体育科で本気の環境の中で鍛えられる学校」
ということ。
そこでエースとして活躍し、さらに全国選抜のキャプテンまで任されている星夏くんの実力・信頼度が、どれだけ高いかが伝わります。
まとめ:いま知っておきたいキーワードは「オールラウンダー」
ここまでプロフィールや経歴を整理してくると、
- 川辺バレーボールクラブ → 園田東中 → 市立尼崎
- 市尼ではエースであり、全国高校選抜男子のキャプテン
- サーブで流れを変え、守備も重視するオールラウンダーOH
という“ストーリー性の塊”みたいな選手だということが分かります。
まだ高校生なのに、既にここまで物語が詰まっているのだから、大学、Vリーグ、その先の日本代表…と、これから先も追いかけがいしかありません。
「ハントラクル星夏」という名前、今のうちにしっかり覚えておく価値ありです。
今後のさらなる飛躍に期待ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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