こんにちは、あゆりんです。
今年もついにここまで来ました。
M-1グランプリ2025、敗者復活戦。
決勝当日のこの時間帯が、正直いちばんテンション上がりませんか?
「あのコンビがまだ残ってる!」「いや、ここは若手にかき回してほしい!」って、テレビの前なのに、完全に自分も“審査側の気分”になるやつです。
この記事では、公式サイトやニュース、コラム、芸人さんの発信をできるだけチェックしたうえで、
「2025年の敗者復活から、いったいどのコンビが決勝に上がってくるのか?」
を、根拠付きでガチ予想していきます。
もちろん結果はまだ出ていないので、最終的には「一緒に楽しむ妄想」として読んでもらえたら嬉しいです。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
まず整理:2025年・敗者復活戦のルールと基本情報
開催日時&会場
公式情報だと、今年の敗者復活戦はこんな感じ。
- 日時:2025年12月21日(日)15:00〜18:30(テレビ朝日系&TVer生配信)
- 会場:EX THEATER ROPPONGI(東京・六本木)
数年前までは六本木ヒルズアリーナや新宿住友ビル三角広場など、極寒の屋外が定番でしたが、2023年からは室内開催に移行していて、2025年も引き続き屋内ホール。
芸人も観客も凍えずに済む一方で、「いい環境だからこそ、笑いの実力がモロに出る」感じになってきました。
敗者復活戦のルール(2025年版)
公式サイトの「敗者復活戦」ページに出ている説明をざっくりかみ砕くと、今年のルールはこうです。
- 出場できるのは→ 準決勝で敗退した21組だけ
- その21組がA・B・Cの3ブロックに分かれる
- 1組4分の漫才を披露
- 1番手 vs 2番手、その勝者 vs 3番手…という感じで、「暫定王者」に次の組が挑むサバイバル方式
- 勝敗を決めるのは→ 会場の観客の中からランダムに選ばれた200名の観客審査員
- 各ブロックで最後まで勝ち残った1組(計3組)が「最終ステージ」へ
- そこで今度は芸人審査員の投票で、決勝に進む1組だけが決まる
ポイントは、
① まずは会場の“生のウケ”で勝ち抜く
② 最後に芸人審査員の目で選ばれる
という二段構えになっているところ。
だから単純に「SNSで話題だから」だけでもダメだし、「玄人ウケする構成力だけ」でも勝ち切れない。
「現場でドカンとウケるネタ」+「芸人も唸るクオリティ」の両方が求められます。
出場する21組を、改めて全員チェック
公式サイトの出場コンビ一覧(※エントリー順)をそのまま書き起こすと、今年の敗者復活戦はこの21組。
- おおぞらモード
- 20世紀
- 今夜も星が綺麗
- ひつじねいり
- フランツ
- ゼロカラン
- 大王
- センチネル
- イチゴ
- カナメストーン
- ミカボ
- 例えば炎
- 生姜猫
- ネコニスズ
- ドーナツ・ピーナツ
- TCクラクション
- 黒帯
- カベポスター
- スタミナパン
- ミキ
- 豆鉄砲
Quick JapanやFANYマガジンの準決勝レポートを見ると、この21組はいずれも準決勝31組のうち、決勝に届かなかった側として名前が挙がっています。
決勝進出9組も含め、今年は
「このメンツでまだ敗者復活?」と言いたくなるレベルの“全員主役”状態なので、マジで誰が抜けてもおかしくないです。
今年の大会全体の流れと「トレンド」
FANYの決勝進出者速報や、準決勝レポートをざっと読むと、2025年はこんな空気感のシーズンです。
- エントリー数:史上最多の11,521組
- 決勝進出:
- 真空ジェシカ
- 豪快キャプテン
- ヨネダ2000
- めぞん
- ドンデコルテ
- エバース
- たくろう
- ヤーレンズ
- ママタルト
ここ数年続いている
- 設定系のネタを、理詰めで積み上げるコンビ
- キャラと“世界観”で押し切るコンビ
が、ガッツリ入り混じって決勝に残っているのが面白いところ。
つまり敗者復活で上がってくる1組も、
- 「決勝で世界観をさらに多様化させる存在」か
- 「“王道ど真ん中”を増幅させる存在」か
のどちらかになる可能性が高い、という見方ができます。
過去の「敗者復活」から見える傾向
予想する前に、最近の敗者復活組を軽く振り返ってみます。
- 2023年:シシガシラが敗者復活から決勝へ
- 2024年:マユリカが敗者復活で決勝進出
- 2018年:ミキが敗者復活戦1位で決勝へ(39万票超のぶっちぎり視聴者投票)
共通点をかなりざっくりまとめると、
- すでに準決勝常連〜決勝経験レベルの実力者
- 「あのコンビ、今年は決勝来るやろ」と前から名前が挙がっていた
- ネタの世界観やキャラがハッキリしていて、一発でハネる
このあたりが、敗者復活で勝つコンビの“テンプレ”っぽく見えてきます。
ここから本題:2025年の有力候補を絞ってみる
いよいよ今年の21組の中から、「ここが来そう!」というコンビを挙げていきます。
「本命」「対抗」「大穴」みたいな競馬っぽいノリで書きますが、あくまで個人の予想なので、温かい目で読んでください。
本命①:やっぱり外せない“敗者復活経験者” ミキ
まずどうしても名前が出てしまうのが、ミキ。
- 2017・2018年 M-1決勝進出
- 特に2018年は敗者復活戦から決勝へという、まさに“逆転劇”の主役
- 2025年もシードから準々決勝・準決勝まで進み、惜しくも決勝を逃して敗者復活へ。
今年のルールと、ミキの相性
ミキの漫才って、
- テンション高めで、兄弟ならではの距離感
- 早口で情報量も多いのに、きっちり笑い所が整理されている
- シンプルに「声がデカくてウケもデカい」
という感じで、現場でのウケ方が非常に派手なんですよね。
今回は会場から選ばれた200人の観客審査員がその場でジャッジする方式なので、「一瞬で空気を持っていけるコンビ」がかなり有利。
ミキは過去に、その“空気の奪い方”で視聴者投票39万票を叩き出しているわけで、敗者復活という舞台の戦い方を、一度知っているのも大きいです。
個人的には、
「21組の中で、“会場の空気を一番簡単に一変させられる”のは誰?」
と聞かれたら、今でもミキの名前を挙げたくなります。
本命②:構成力モンスター カベポスター
続いて本命枠に入れたいのが、カベポスター。
- 2022・2023年 M-1決勝進出(2023年は決勝で635点・6位)
- 「品のある設定漫才」「緻密な理屈の積み上げ」で、審査員評価が高いタイプ
- 2025年も準決勝まで進むも決勝に届かず、敗者復活へ回る形に。
なぜ敗者復活向きだと思うか
- “芸人審査員フェーズ”でいちばん強そう 最終的に、各ブロックを勝ち残った3組は芸人審査員の投票で1組に絞られます。ネタの設計図がガチガチに組まれているカベポスターは、この「芸人が見ると分かるすごさ」みたいな部分が強い。
- 準決勝レポートでも“安定してウケていた”と評されている Quick Japanの準決勝レポートでも、カベポスターは「さすがの安定感」「構成力の高さが際立っていた」といったトーンで触れられていて、今年も“決勝にいて当たり前”感のある存在だったことが伺えます。
- 2024年までの実績による“信頼感” 去年・一昨年と決勝でしっかり結果を残しているので、敗者復活から出てきたとしても、審査員側から見た「決勝での安心感」が段違い。
「今年の敗者復活は、“ネタの完成度”で選ぶならどこ?」
という観点だと、かなり高い確率でカベポスターが候補になるだろうなと感じています。
本命③:世界観で刺すタイプの本命 ネコニスズ
今年、個人的に「一番勢いを感じている」のがネコニスズです。
- タイタン所属
- “赤ちゃん”キャラの舘野+ツッコミのヤマゲンという、クセ強コンビ
- 2025年は史上最多1万1521組の中から準決勝進出。地方紙も「人気急上昇」と大きく取り上げるほど。
※2024年大会でも準々決勝進出・ワイルドカード投票の対象になるなど、ここ数年じわじわとステージを上げてきているのが分かります。
ネコニスズが敗者復活でハマりそうな理由
- 世界観が一発で伝わる 舘野さんの“赤ちゃんボケ”は、説明がなくても見た瞬間に分かる強さがあって、しかもそこにちゃんと理屈の笑いが乗ってくる。「初見でも4分でハマれる世界観」というのは、敗者復活において大きな武器です。
- SNS・ネットでのバズり方 準決勝進出が決まった時点で、Xでもかなり話題になっていて、「今年こそ決勝に行ってほしい」という声が目立ちます。会場投票がメインとはいえ、「すでに名前を知っている人が多い」というのは、笑いの入り口としてかなり有利です。
- 「新世代の世界観枠」として決勝にハマる 決勝の顔ぶれを見ても、“世界観漫才”をやる組は多いですが、ネコニスズは中でもクセのベクトルがかなり独特。令和ロマンや真空ジェシカとも違うタイプの“変さ”なので、決勝に混じった時の画ヂカラも含めて、制作側としても上げやすい存在だと思います。
大穴候補:2025年“覚醒枠” おおぞらモード
今年の準決勝で、「名前を一気に覚えた」人が多そうなのがおおぞらモード。
- 浅井企画所属・芸歴6年目
- 2025年、M-1準決勝初進出
- コンビの本人noteでも「準決勝に出場しました」と丁寧に振り返り、大きなターニングポイントだったことが語られている
- リアルタイム検索のまとめでは「面白すぎて倒れそう」「今年一番好きなネタだった」の声が多数。
おおぞらモードが怖い理由
- “初見の破壊力”が高そう コメントを眺めていると、 「知らなかったけど一気にファンになった」「今年の準決勝で一番笑ったかも」 という、“初見で刺さった”声がかなり多い。 敗者復活戦は、会場もテレビも初めて見る人がほとんどなので、この“初速の強さ”はめちゃくちゃ重要です。
- KOCとの二刀流での露出増 noteによると、2025年はキングオブコントのセミファイナリストにもなっていて、「コントも漫才もやる若手」として注目度がじわじわ上がっているとのこと。M-1のこのタイミングで、さらに名前を広める準備は整っている感じがあります。
- “今年見つかった感”のドラマ 敗者復活枠って、「国民的に知られているコンビ」が取りに来る年もあれば、「今年ここで一気に見つかる若手」がかっさらう年もあるじゃないですか。 2025年、そのポジションに一番ハマりそうなのがおおぞらモードかな、と。
本命や対抗を全部ひっくり返してドラマチックな逆転劇をやってくれる可能性、かなりあると思ってます。
そのほかの“要注意コンビ”たち
正直、全員について語りたいんですが、長くなりすぎるので、ここからはピックアップで。
ラストイヤー組:カナメストーン/黒帯
今年のM-1でラストイヤーを迎えたコンビとして、ニュースで大きく取り上げられていたのがカナメストーンと黒帯。
どちらも2025年、初の準決勝進出からの敗者復活行きという流れで、ファンの感情としては「最後に決勝の舞台を…!」となるのは自然です。
敗者復活の会場投票って、どうしても「ストーリーへの共感」も票に乗るので、ネタがしっかりハマれば一気に本命クラスを食う可能性もあります。
いぶし銀&準決勝常連枠:スタミナパン/例えば炎/豆鉄砲/ドーナツ・ピーナツ
Quick Japanの準決勝レポートでは、
- スタミナパン:2023・2024に続き準決勝進出
- 例えば炎:2024準決勝進出組
- 豆鉄砲/ドーナツ・ピーナツ:2023〜24年からの“準決勝常連”組
として、それぞれの安定感が紹介されています。
このへんのコンビは、
- 毎年ちゃんとネタが仕上がっている
- 「お笑い好き」層にはすでに名前が浸透している
ので、ブロックの組み合わせ次第では普通に決勝一歩手前まで来る力があります。
ネット人気の急上昇枠:センチネル
準決勝後のSNS上の反応をまとめた記事では、センチネルの名前を挙げる声も目立っていました。
- 太田プロ所属
- 2025年準決勝初進出
- ネタのテンションとキャラのバランスが良く、「今年初めて知ったけどめちゃくちゃハマった」という感想多数
敗者復活戦の“序盤”で出てきて会場を一気に温めるような展開になれば、その勢いのままブロックを制するパターンも普通に見えます。
私なりの最終予想
いろいろ記事や公式情報を漁りつつ、自分の好みも込みで無理やり一番手を決めるとしたら…
- ◎本命:ミキ
- 〇対抗:カベポスター
- ▲単穴:ネコニスズ
- ☆大穴:おおぞらモード
こんな感じで見ています。
- ミキ
- 敗者復活経験者で、会場の空気をひっくり返せる爆発力
- 「二度目の敗者復活ストーリー」も含めて、ドラマ性も十分
- カベポスター
- ネタの構成力・品の良さで、芸人審査員フェーズに入ったら最も強そう
- ネコニスズ
- “赤ちゃん”世界観で初見の観客も巻き込みつつ、ここ数年の露出と準決勝までのストーリーがガッチリ積み上がっている
- おおぞらモード
- 2025年に一気に見つかった感がありすぎる新星
- (note(ノート))
とはいえ、本音を言うと…
今年の21組、誰が上がってきても納得してしまうくらい層が厚いです。
だからこそ、「推しが上がってきたら嬉しいけど、他のコンビでもそれはそれで観たい」という、もはや感情がぐちゃぐちゃになるやつですね。
まとめ:敗者復活戦の楽しみ方・おすすめの見方
最後に、完全に視聴者目線の話を少しだけ。
- 事前に21組の過去M-1ネタをざっと見返す
- 公式YouTubeやTVerで、準々決勝・3回戦あたりまでのネタが公開されているので、「今年はどんなネタを持ってきそうか」を妄想しながら見ると楽しいです。
- 自分の“暫定ベスト3”をメモりながら見る 会場の200人のつもりで、「今のところ1位はこのコンビかな…」とメモしておくと、最後に公式の結果と見比べて2度おいしいです。
- 終わったあと「自分が決勝で観たかった10組」を妄想編成する 決勝9組+自分の敗者復活1組を選んで「この10組の決勝戦も観たかったな〜」とか言いながら、YouTubeで過去ネタを巡回し始める…
ここまでが年末のセットメニューな気がします。
ということで、M-1グランプリ2025 敗者復活戦。あなたは誰が上がってくると思いますか?
- 「いやいや、このコンビを忘れてるでしょ!」
- 「自分はセンチネル/カナメストーン/スタミナパン推し!」
みたいなのがあったら、ぜひ教えてください。
本番までのこの時間を、全力でニヤニヤしながら楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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