こんにちは、あゆりんです。
2025年7月20日実施された「参議院議員通常選挙」。
様々な政党が入り乱れる混戦となり、投開票を前に、与党を担う自民・公明両党の苦戦が報道されていました。
そして、開票の結果、衆議院同様、参議院でも与党が過半数を獲得できず、自民党大敗とのタイトルで参院選挙の結果を報じた報道各社。
選挙の責任を取り、石破首相に退陣するよう要求するような動きも出始める中、これまでとは違った動きが、SNSを中心に広がっています。
これまでにも、選挙や政策の責任問題が勃発する度に、現首相の退陣を求める声が上がることはよくありました。
ですが、今回のように首相の辞任を止めようとするような行動が表に出てくることはなかったと思います。
- なぜ、今回、石破首相に対して「#石破辞めるな」という活動が広がったのでしょうか?
- 何か理由はあるの?
- そもそも、「#石破辞めるな」という動きは、いつから誰が始めたの?
など、次から次へと疑問が浮かんできました。
そこで今回は、「#石破辞めるな」について、徹底調査してみたいと思います。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
「#石破辞めるな」SNSでトレンド入り!
連日のように、首相の進退に関する報道が行われる中、当の本人である石破茂首相は、自身の進退について明言したことはないと、報道内容を否定しています。
今回の参院選の自民大敗を含め、2024年の衆院選、2025年6月の都議選でも敗退した責任を取り、石破首相は退陣するべきという声が上がっているのは確かです。
これまでにも、何か責任問題が生じるたびに、現首相への辞任要求ともとれるような動きは発生していましたが、今回は、今までとは違う動きも発生しています。
その動きとは、「#石破辞めるな」に象徴される続投を要望するような動きです。
さらに、2025年7月25日には、「石破辞めるな激励デモ」を首相官邸前で行う旨の告知も・・・。
- 開催日時:2025年7月25日(金)19時開始
- 開催場所:首相官邸前
- 内容:激励、スタンディング、マイクなし、スピーチ無し、石破激励の趣旨のプラカード持参歓迎、
SNSやインターネットの広がりにより、これほどまでに政治に興味を持つ人たちが増えたことの表れなのでしょうか?
学生運動が行われていたころの日本を思い浮かべてしまいました。
当時ほどの過激性はないと思いますが、国民一人一人が、行動を起こすことに興味を持ち始めたのかもしれません。
何も言わなければ・何も行動しなければ、自分たちの意思は伝わらない。
自分の考えを気軽に発信できるプラットフォームができたからこそ、これまで表に出てこなかった意見が取り上げられるようになったと感じます。
SNSを起点としたこのような動きを見ていると、今まで以上に、報道各社の誠意ある報道が求められているのではないでしょうか?
同じ言葉を受け取っても、受け取る人によって解釈が異なる可能性もありますし、すべての人が発信者の真意をくみ取れるわけではありません。
その裏に隠された、国民の不満や鬱憤、不安、恐怖、無関心などに目を向ける必要があるのではないでしょうか?
今後、どのような動きに発展していくのか、注目していきたいと思います。
【なぜ】「#石破辞めるな」が広がった理由は?
報道各社がこぞって記事にしている「#石破辞めるな」。
なぜ、これほどまでに広がったのでしょうか?
理由について考察してみました。
石破首相の政治手腕を評価し期待する人たちが多いから
「#石破辞めるな」という動きに賛同し、SNSで拡散を行っている人達のコメントを見ていると、石破首相の政治手腕を評価している人たちが、多いことに気が付きました。
- 石破辞めるな。がんばれ!自民党の中では、石破が一番いい。
- 石破総理が辞める必要はありません。どうか、目前に迫りつつある国難に立ち向かってくださいますように。
- 石破さん辞めるな!続投希望!!旧安倍派を一掃して新たな出発を!
- 答弁を聞いていても、誠実に自分の池をお述べていることが多い。
- 石破は自民党をぶっ壊してくれるだけじゃなくて自民党内の保守派と言われる連中たちが本物なのかどうかまでも明らかにしてくれる。
- 自民党では珍しいまともな首相だ。誠実さも感じる。
- 日米関税交渉は上手くやったのでは?続投でいいと思う。
などなど。
これまでの自民党政治、政治と金の問題に嫌気がさした国民が、「石破首相なら自民党内の膿を出し切ってくれるのでは?」と期待する声が多いように感じます。
また、首相になってまだ短期間ですが、これまで、あいまいにされてきた「ガザ問題」について、その姿勢を評価する声が上がっているのです。
- 自民党の議員にしては珍しく、人道危機が起きていると明確に認定。
- イスラエル政府の対応を「ジェノサイド行為を止めるように手段を尽くしていない」と批判。
- 人道支援の強化や国際人道法の順守を求めるべき。
といった明確な考えを「ガザ人道危機全国国会議員アンケート」で回答しています。
このアンケートは、石破氏が首相になる前のものではありますが、周囲に同調することなく、政治家としての自身の考えを明確に表明する姿勢が評価されているようですね。
さらに、混迷を極めた日米関税交渉においても、一定の成果を上げたことを評価する人も多いようですね。
これまでの選挙での敗因は石破首相にはないと考える人が多いから
2024年に実施された衆院選、2025年6月の都議選、そして今回の参院選。
いずれの選挙においても、自民党にとっては苦しい現実が付きつけられる結果となりました。
これまでも問題に上がりながら、解決への道筋をつけられなかった政治と金の問題。
国民の生活が厳しくなる一方で、国民の大半を占める中堅層への経済効果の有効性の問題。
このような国民の不満が一気に噴出した結果、与党大敗という結果を招いたと感じます。
したがって、石破首相の責任というよりは、これまで積み重ねられてきた自民党政治による責任だという声が多いようです。
たまたま、石破首相が総理大臣に就任した後に、選挙が実施されただけであって、石破氏が失態を犯しているわけではなく、逆に自民党の良心ともいうべき石破氏には、続投して自民党を改革してほしいという期待が集まっているように感じます。
石破首相以外の後任首相候補に嫌悪感を抱く人が多いから
日米関税交渉が合意に至ったタイミングで、石破首相が辞任を表明したという情報が一斉に報道各社から発信され、号外まで配られる事態に・・・。
その後、ポスト石破氏をめぐる動きについて、様々な情報が飛び交っています。
中でも、前回の総裁選で接戦となった高市早苗議員をポスト石破氏に推す声が多いようです。
また、若手のホープ・小泉進次郎議員を推す声も・・・。
一方で、これらのポスト石破については、嫌悪感を感じている方もいるようで・・・。
- 石破首相に辞められると、日本がめちゃくちゃになります。
- 石破さんが辞任して、高市政権になったら参政党と自民党が組み大変なことになるので、戦略的石破辞めるなを発動します。
など。
今後の動きから目が離せませんね。
「#石破辞めるな」いつから誰が始めたの?
石破首相の進退に注目が集まる中、いまだに、広がりを見せている「#石破辞めるな」という動き。
社民党で当選したラサール石井氏や共産党の小池恵氏、俳優の宍戸開氏も「#石破辞めるな」と投稿するなど、混迷を極めています。
この「#石破辞めるな」という動きは、いつから誰が始めたものなのでしょうか?
私がX(旧Twitter)で目にするようになったのは、2025年7月23日ころからだと思うのですが・・・。
X(旧Twitter)で「石破辞めるな」と検索すると、一番最初に表示される投稿があります。
この投稿が発信されたのは、2025年7月23日午後9時56分。
アカウント名は、「ヒデ@生活者を守る」。
これまでの投稿内容を一通り調べてみましたが、どうやら、この投稿後に様々な人物が投稿を行っているようです。
「#石破辞めるな激励デモ」まで実施されるほどの広がりを見せるこちらの運動。
当の石破首相は、どのように感じているのでしょうか?
今後、進退に関する発表は行われるのでしょうか?
一貫して続投を表明している石破首相。
これまでも政治家による続投宣言後の即辞任宣言という流れを数多く目にしている私としては、何を信じればいいのかわからなくなりそうですが・・・。
国民にとっての政治が行われることを切に願います。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、石破首相の進退に世間の目が集まる中、SNSを中心に広がりを見せている「#石破辞めるな」という動きに注目してみました。
- これまでの選挙結果に対する責任を取り、石破首相は辞任するべきという声が高まる中、異例の「石破辞めるな」という動きが拡散中。
- 「石破辞めるなデモ」が実施されるほどの広がりを見せています。
- なぜ、これほどまでに広がったのか理由について考察してみました。
- また、いつから誰が始めたのかも、これまでのX(旧Twitter)への投稿状況から、予想してみましたよ。
今後、石破首相から辞任の発表があるのか気になるところですが、国民のための政治を行ってくれることを望みます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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