こんにちは、あゆりんです。
「M-1グランプリ2025」の決勝進出コンビが発表されると、毎年必ず起こるのがこの議論です。
「このコンビ、正直どうなの?」
「めちゃくちゃ面白いって聞くけど、本当?」
その中でも、今年とくに評価が割れやすい存在が―
しゃべくり漫才の実力派コンビ・豪快キャプテン
です。
名前のインパクト、ツッコミの圧、情報量の多さ。
どれを取っても“豪快”そのものなこの2人。
この記事では、
- 豪快キャプテンってどんなコンビ?
- 「面白い!」派と「つまらない…」派が分かれる理由
- M-1グランプリ2025決勝進出までのリアルな道のり
- ファイナリスト会見での“らしすぎる”エピソード
- M-1決勝でハネる可能性はどれくらいあるのか?
このあたりを、親しみやすく・少しクスッとできる目線で、じっくり考察していきます。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
豪快キャプテンってどんなコンビ?
まずはサクッと基本プロフィールからいきましょう。
- コンビ名:豪快キャプテン
- 所属:吉本興業(大阪本社)
- 結成:2019年5月27日
- 活動拠点:よしもと漫才劇場(大阪)
- 結成7年目(2025年時点)
- M-1グランプリ2025 決勝進出
メンバー紹介
べーやん(ボケ・向かって左)
- 広島県広島市出身
- NSC大阪36期
- 飄々としたテンションで、淡々とボケ続けるタイプ
- 広島弁がそのままキャラになっている自然体ボケ
山下ギャンブルゴリラ(ツッコミ・向かって右)
- 兵庫県神戸市出身
- NSC大阪35期
- 元・証券会社の営業マンという異色の経歴
- 丁寧な言葉遣いなのに、声量と圧がすごい熱血ツッコミ
芸名のクセも相まって、初見だと「情報量が多すぎるコンビ」に見えがちですが、ネタを見ると意外と“人間関係がリアル”な2人です。
※ちなみに、二人の芸名の由来はコチラをチェック!
豪快キャプテンの芸風は「しゃべくり×熱量」
豪快キャプテンの漫才の特徴をひとことで言うと、
「丁寧なのに、うるさい。」(※良い意味です)
- 基本は王道のしゃべくり漫才
- べーやんが淡々とボケる
- 山下が感情たっぷりに、でも言葉はめちゃくちゃ丁寧にツッコむ
- ネタは文字に起こさず、会話で仕上げていくスタイル
つまり、勢い任せに見えて、実はかなり会話力に依存した漫才なんですね。
豪快キャプテンは「面白い!」派がハマるポイント
ここからは少し感想も交えた考察です。
① しゃべりの“圧”がとにかく気持ちいい
豪快キャプテンの最大の魅力は、やっぱり山下ギャンブルゴリラのツッコミの熱量です。
- 声がデカい
- ツッコミが速い
- でも言葉はちゃんと丁寧
この感じって、たとえるなら―
「会社の飲み会で、場を仕切りながら全力で盛り上げてくれる先輩」
みたいな安心感とウザさ(笑)が同居しているんですよね。
この“人間味のあるうるささ”が好きな人は、かなりハマると思います。
② ボケとツッコミの温度差がクセになる
- べーやん:どこか余裕そうな脱力ボケ
- 山下:ちゃんと怒っている風の全力ツッコミ
この温度差のおかげで、「作られたキャラ」っぽさが薄くて、実在するコンビ感・同僚感が強いんです。
ネタを見ているというより、
「ちょっとクセのある2人の会話を覗き見している感じ」
これが好きな人には、かなり刺さります。
③ “うまくいかない人生”を笑いに変える力
豪快キャプテンは、賞レースでも「あと一歩届かない」時期が長かったコンビです。
- ytv漫才新人賞では、高得点をもらいながら最終決戦に届かなかった年もあり
- 本人たちもインタビューで、「人生ってうまくいかんもんやなって思いました」と語っています
この“報われなさ”を、ちゃんと笑いに変えてしまうところも、豪快キャプテンが応援されやすい理由だと思います。
逆に、豪快キャプテンが「つまらない…」と感じられる理由
もちろん、誰にでも刺さるわけじゃありません。
① とにかく「うるさい」と感じる人も多い
これはもう、好みの問題です。
- 疲れているとき
- 静かにクスッと笑いたいとき
このタイミングで豪快キャプテンを見ると、
「情報量が多い…」
「ちょっと今日はしんどい…」
となる可能性は、正直かなり高いです(笑)。
② 構成美・伏線回収が好きな人には物足りないかも
- バカリズム系の構成
- 緻密な伏線回収
- 世界観ドーン!なコント
こういう笑いが好きな人にとっては、
「分かりやすいけど、ちょっとシンプルすぎる」
と感じる可能性もあります。
これはもう“漫才に何を求めるか”の違いですね。
豪快キャプテンのM-1グランプリ戦績と成長の流れ
ここは事実ベースで整理します。
- 2019年:3回戦進出
- 2020年:2回戦進出
- 2021年:3回戦進出
- 2022年:準々決勝進出
- 2023年:準決勝進出
- 2025年:ついに決勝進出(ファイナリスト)
完全に、
一段ずつ階段を上がってきたタイプ
ですよね。
いきなりブレイクしたわけではなく、劇場で地道に積み上げてきたコンビだというのがよく分かります。
M-1グランプリ2025決勝進出時の“らしすぎる”エピソード
ファイナリスト会見でも、豪快キャプテンは安定の豪快っぷりでした。
● 謎ワード「こまっちょ!」爆誕
記者からの質問に対して、べーやんが突然、
「こまっちょ!」
と言いながら力こぶポーズ。
MCも一瞬フリーズ。
「困ってる+マッチョ」という意味だったそうですが、説明されてもなお意味が分からないのが最高に豪快キャプテンです(笑)。
● 山下「賞金で防犯カメラをつけたい」
優勝賞金1000万円の使い道を聞かれた山下は、
「家の近くに防犯カメラをつけたい」
と、めちゃくちゃ生活密着型の回答。
理由を聞くと、
- 自転車で帰宅中、マンションから豚丼が頭に直撃
- 警察に相談したが、カメラがなくて犯人不明
- フタに「豚丼」と書いてあったので、メニューだけは判明
という、情報量が多すぎる不幸エピソードを披露。
「そりゃ防犯カメラつけたくなるわ…」と、見ていた多くの人が納得した瞬間でした。
豪快キャプテンはM-1決勝でハネるのか?【考察】
ここからはあくまで筆者の考察です。
豪快キャプテンは、
- ネタの構造が分かりやすい
- ツッコミの熱量がテレビ向き
- 空気を一気に温められるタイプ
という特徴があるので、M-1の決勝では、
「空気を一変させる中盤ブースター枠」
としてかなりハマる可能性が高いと感じています。
ただし、
- 静かな笑いが続く順番で出てくるか
- 同じしゃべくり系と被るか
こうした出順ガチャの影響はかなり受けそうです。
初見でも楽しめる!豪快キャプテンの見方3ポイント
「M-1で初めてちゃんと見る」という方は、ぜひこの3つを意識してみてください。
- 山下の“言葉選び”に注目する→ 怒っているのに、なぜか丁寧な日本語です。
- べーやんの“余裕そうな顔”を見る→ 結構えげつないボケを、さらっと言います。
- 会見エピソードを思い出しながら見る→ 豚丼と防犯カメラを思い出すと、妙に親近感がわいてきます。
まとめ|豪快キャプテンは「好きになったら一気に推してしまうタイプ」
最後にまとめです。
- 豪快キャプテンは2019年結成、吉本所属のしゃべくり漫才コンビ
- べーやん(脱力ボケ)× 山下ギャンブルゴリラ(熱血丁寧ツッコミ)
- M-1では毎年少しずつ実績を積み、2025年についに決勝進出
- 「面白い!」と感じる人にはド直球で刺さる一方、
- 「うるさい」「情報過多」と感じる人もいて、評価は割れやすい
つまり――
豪快キャプテンは、“一度ハマったら最後まで面倒を見たくなるタイプ”のコンビ
だと思います。
あなたは、
- 豪快キャプテン、面白そうだと思いましたか?
- それとも、ちょっと濃すぎそうでしたか?
M-1決勝当日、4分間の“豪快な世界”をぜひ体感してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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