こんにちは、あゆりんです。
検索窓に「2PM チャンソン」と入れたら、「病気」「なぜ」「デマ」みたいな物騒なワードが出てきて、心臓がヒュッ…となりますよね。
私も最初見たとき、「え、もしかして何かあったの!?」と一気に血の気が引きました。
先に、この記事の結論だけハッキリ書いておきます。
2025年12月現在、ファン・チャンソン(2PM)さんに関して「重い病気で闘病中」といった公式発表・信頼できる報道はありません。
ではなぜ、「2PMチャンソン 病気」なんてサジェストが出るのか?
その理由を、実際のニュースやブログ記事をきちんと確認しながら、“デマ寄り”と言える根拠と一緒に整理していきます。
少しでも興味がある方はぜひ、最後までお付き合いください。
1. まず事実確認:「今、チャンソンは病気なの?」問題
1-1. 報道ベースで分かっている“病気”はひとつだけ
インターネット上のニュース・ブログを追いかけていくと、チャンソンさん本人の「病気エピソード」としてハッキリ確認できるのは、2010年の腸炎だけです。
- 2010年5月24日
→ ソウル市内の総合病院に入院。原因は腸炎。
→ KBS WORLDや韓流ニュースサイトで「2PMチャンソン、腸炎で入院」と報道。 - その後
→ 約1週間の治療を受けて、5月31日に退院したとbnt newsなどが伝えています。
ファンブログでも、
「2010年5月24日に腸炎で入院、5月31日に退院。1週間で退院なんて、脅威の回復力!」
と当時の状況が書かれていて、一時的な腸炎で、きちんと治療して退院していることが分かります。
1-2. それ以外の“深刻な病気”情報は見つからない
有名な韓流ブログ「キムチチゲはトマト味」では、「2PMチャンソン病気の噂とは?」という記事でとても丁寧に調査をしています。
そこでも、
- 2010年5月の腸炎入院以外に→ 持病がある、近年体調を崩している、という情報は出てこない
- 現在病気だという報道は見当たらない
と、はっきり書かれています。
私も改めて韓国・日本のニュースを調べましたが、腸炎以降、「○○病で活動休止」「長期療養」といった記事はありませんでした。
むしろここ数年のニュースは―
- 韓国ドラマ・日本ドラマ・映画への出演情報
- 2025年2月公開の日本映画『誰よりもつよく抱きしめて』への出演決定
- 日本のバラエティ番組に出演予定、ソロ曲リリースなどの明るい話題
…という、「ふつうにバリバリ活動している」という情報ばかりなんですよね。
2. 結婚・パパになったタイミングも整理しておこう
「最近見ないけど、もしかして体調悪いの?」と、心配のタネになりがちな“私生活まわり”も、一応整理しておきます。
- 2021年12月→ 長年交際していた一般女性との結婚と、その奥さんが妊娠中であることを本人がSNSや事務所を通じて発表。
- 2022年7月ごろ→ 事務所が「第一子となる女の子が誕生した」と発表。2PMで最初のパパになったとニュースになりました。
つまり、
という流れです。
兵役も
- 2019年に現役で入隊し
- 2021年1月に満期除隊
と、きちんと務めあげています。
重い病気であれば、そもそも現役入隊→満期除隊はまず難しいので、ここから見ても 「病気で大変なことになっている」という状況ではない と考えてよさそうです。
3. サジェストは「真実の証拠」じゃない
ここまで読むと多分もう薄々お気づきだと思うのですが…
そもそも、検索サジェストって「真実だから出る」ものではありません。
3-1. サジェストの正体は「みんなの検索履歴」
GoogleやYahoo!などの説明をざっくりまとめると、サジェスト(検索候補)は、
- 他のユーザーがよく一緒に検索したキーワード
- 検索内容から機械的に判断された関連度の高いキーワード
を自動で出しているだけの機能です。
つまり、
「2PM チャンソン 病気」という組み合わせで、何度も検索した人がいたり、そのワードを含んだ記事がネット上に増えたりすると、サジェストに出てきやすくなる。
それだけの話なんですよね。
サジェスト=“噂の集まり”ではあっても、“事実の証拠”ではない、というのは頭の片すみに置いておきたいポイントです。
4. では、なぜ「2PMチャンソン 病気」が出るのか?考えられる4つの理由
ここからが本題です。
ネットの記事をひとつずつ追いかけてみると、「病気」という言葉が彼の名前と一緒に出てくる“元ネタ”がいくつか見えてきました。
断言はできませんが、「たぶんこのあたりが積み重なって、サジェストに『病気』が残っているんだろうな…」と思えるものを4つにまとめます。
理由① 2010年の「腸炎で入院」ニュースが今も残っている
まず一番分かりやすいのが、さきほど触れた 腸炎で入院したニュース です。
- KBSや韓流ニュースサイトの見出しに「2PMチャンソン、腸炎で入院」「腸炎でダウン」などの言葉が並ぶ
- ファンブログでも「腸炎で入院していた」「退院してよかった」と、何度も言及されている
これらの記事は今でも普通に検索で出てきます。
検索エンジン側から見ると、
「チャンソン」+「腸炎」「入院」「病院」「病気」
といった単語の組み合わせが、2010年の段階からガッツリ蓄積されているわけで、サジェスト生成の材料になっている可能性はかなり高いです。
理由② 「病気の噂とは?」とタイトルにつけたブログ記事
もうひとつ大きな要因っぽいのが、先ほども触れた「キムチチゲはトマト味」のこの記事。
というタイトルが付いているのですが、中身をちゃんと読むと、
- 病気として確認できるのは2010年の腸炎入院だけ
- それ以外に、持病や最近の体調不良の情報は出てこない
- ファンクラブが小児がん患者のために寄付したというニュースがある
- 以上2つから「病気」というサジェストが出ているのでは?と推測
- 「現在病気だという報道はありませんでした」と結論
…と、むしろ 「病気じゃないです」ときちんと書いてくれている記事 なんです。
ただ、検索エンジンからすると、
- 「チャンソン」と「病気」がタイトルレベルでセットになっている
- その記事が多く読まれている(=人気ページ)
→ サジェストの候補としてかなり強く影響してくる、というのは容易に想像がつきます。
「病気じゃないよ」と説明してくれている記事が、逆に「病気」サジェストを強化してしまう、という皮肉な状況ですね…。
理由③ ファンが「小児がん患者」へ寄付したニュース
これもとても素敵な話なのですが、チャンソンさんのファンクラブ「スウィートチャンソン」が、韓国白血病子供財団に211万ウォンを寄付したという記事があります。
- 29歳の誕生日サポートとして、誕生日を象徴する金額を寄付
- 寄付金は「2PMチャンソン」の名義で、小児がん治療中の子どもたちに支援される
- ファン側は「がんと闘っている子どもたちに、すぐに幸せな日々が訪れると信じている」とコメント
という、読んでいるだけで胸がじんわり温かくなるエピソードです。
ただ、ここでもまた、
- 「チャンソン」
- 「小児がん」「白血病」「闘病中の子どもたち」「病気」
といったワードが同じページ・同じ文脈に現れます。
検索エンジンは文脈を深く理解できないので、
「チャンソン関連=病気・がんという言葉と一緒に登場することが多いな?」
くらいのザックリした関連付けをしてしまい、その結果として「病気」のサジェストが強化されている可能性は十分あります。
もちろんこれは、
「チャンソン本人が病気だから寄付した」という話では“全くない”ので、ここは誤解しないようにしたいところですね。
理由④ 作品や発言の中に出てくる「病気」というワード
さらにややこしいのが、作品や社会問題の話の中で「病気」という言葉を使っているケース です。
4-1. ドラマ『純喫茶イニョン』の中の“病気”
2024年に日本で放送されたドラマ『純喫茶イニョン』。
チャンソンさんは、記憶を失った青年・シウ役で主演しています。
公式あらすじには、
- 元妻・菜穂と純喫茶で再会した日高が、「菜穂が病気であることを知る」
というくだりがあり、劇中の重要な要素として「病気」が扱われています。
つまり、
- 「純喫茶イニョン 病気」
- 「純喫茶イニョン チャンソン」
といった検索や記事が増えることで、またしても「チャンソン+病気」というペアがネットに蓄積されていくわけです。
4-2. 映画『誰よりもつよく抱きしめて』の“強迫性障害”
2025年2月公開の映画『誰よりもつよく抱きしめて』では、チャンソンさんはイ・ジェホン役で出演します。
この作品の主人公は、
- 絵本作家の水島良城(演:三山凌輝さん)
- 彼は強迫性障害による潔癖症を患っているという設定
で、愛する人に触れられない苦しみを抱えています。
つまり、病気(メンタルヘルス)が作品テーマのど真ん中にある作品に、チャンソンさんの名前も並んで掲載されることが増えている、という状況です。
ここももちろん、
強迫性障害なのはあくまで主人公キャラであって、チャンソンさん自身や、チャンソンさんの役がその病気というわけではない
のですが、検索エンジンからすると「同じ記事内に病気ワードがあるかどうか」くらいの判断しかできません。
4-3. セウォル号事故のときの「社会は病んでいる」発言
2014年、韓国のセウォル号沈没事故の際、チャンソンさんはTwitterで、デマや心ない行動に対して怒りと悲しみを表明しました。
その中で、
「今の社会は病んでいると思う」
という趣旨のコメントをし、「社会は病んでいる」「病気だ」といった言葉が見出しになったニュースもあります。
ここで言っている「病んでいる」「病気」は、もちろん “社会そのものの状態”を比喩的に表現した言葉 です。
ただ、検索エンジンは細かいニュアンスまでは読めないので、またしても「チャンソン+病気」というワードセットがネット上に増えていく…というわけです。
5. だから「2PMチャンソン 病気」は“デマ寄り”と言える
ここまでの情報を整理すると、少なくとも公開情報ベースでは、
- 本人の“病気”として確実に確認できるのは→ 2010年の腸炎による一時入院のみ(すでに退院&回復)
- その後、持病や重い病気で活動休止といった報道は見当たらない
- 兵役も現役で務め上げ、結婚・出産、ドラマ・映画・音楽活動と、むしろ元気に仕事をしている
- 「病気」という言葉は
- 2010年の腸炎ニュース
- ファンによる小児がん患者への寄付
- 病気がテーマのドラマや映画
- 社会問題についての「社会が病んでいる」という発言
などの周辺エピソードの中にたくさん出てくる
- それらの記事を読んだ人が「チャンソン 病気」と検索したり、「病気の噂とは?」というタイトル記事が読まれ続けたりして、サジェストに「病気」が残っている可能性が高い
…という構図になっています。
なので、私の個人的な結論としては、
「2PMチャンソン 病気」というサジェストは、“今、チャンソン本人が大きな病気で苦しんでいる”という意味ではほぼデマに近く、過去の腸炎や作品・寄付・発言などが混ざり合った“誤解気味の噂”
と考えるのが一番しっくりくるかな、と思っています。
もちろん、私たちは医師でも家族でもないので「絶対に100%何も不調がない」とまでは言えません。
でも、もし深刻な病気であれば、今のようなハードな活動スケジュールはまずこなせない はずですし、韓国芸能界は健康ネタがニュースになりやすいので、何かあればすぐ記事になるでしょう。
それが出ていない現状を考えると、「病気サジェスト=すぐに何か大変な事態」という受け止め方は、かなり行き過ぎた心配だと言ってよさそうです。
6. 不安になったとき、ファンとしてどう向き合う?
正直、推しの名前を打ち込んだときに「病気」「死亡」「炎上」みたいな言葉が出てくるの、本当にしんどいですよね。
でも今回みたいに一つひとつ辿っていくと、
「あ、これはサジェストのクセみたいなもので、実態とはかなりズレてるな」
と分かる場合も多いです。
私なりに、ファン目線でできることをまとめると―
① サジェストだけで“決めつけない”
- サジェストは、「他の誰かがよく検索した履歴」であって、事実の証明じゃない
- 変なワードが出ても、まずは→ 公式発表→ 信頼できるニュースサイトをチェックしてから判断する
今回も、ちゃんと調べてみたら「昔の腸炎」と「良いことをしたファンの寄付」と「作品のテーマ」くらいしか
根拠がない、というオチでした。
② “今のチャンソン”をちゃんと見る
チャンソンさんは、ドラマ・映画・バラエティ・音楽…と今も幅広く活動していますし、SNSやインタビュー記事を見ていると、とても元気そうです。
不安をかき立てる噂を追いかけ続けるより、本人の最新の活動や言葉に触れるほうが、ファンとしては何倍も健全だな、と改めて感じました。
③ デマを“増やす側”にならない
「チャンソン、病気らしいよ」みたいな、根拠のない一言がツイートされるたびに、また誰かが「えっ本当?」と検索して、そこでさらにサジェストが強化されてしまいます。
今回みたいにちゃんと調べたうえで、
「いろいろ調べたけど、今病気っていう情報はなかったよ」
と、不安をやわらげる方向で伝えていくのが、ファンとしてできる一番優しい行動かな、と思っています。
7. まとめ:サジェストに振り回されず、静かに見守ろう
「2PMチャンソン 病気」という言葉を初めて見たときは、私も正直かなり焦りました。
でも、ニュースやブログを落ち着いて辿ってみると、
- 実際にあったのは、2010年の腸炎入院(すでに完治)
- ファンが彼の名義で、小児がんの子どもたちへ寄付したというあたたかいエピソード
- “病気”がテーマになっているドラマや映画に、俳優として参加しているという事実
- 社会問題に真面目に向き合ったときの「社会は病んでいる」という比喩表現
…こういった“周辺の話”が積み重なって、検索エンジンの中で「チャンソン+病気」というセットが強く認識されてしまった、というだけなんですよね。
サジェストは「みんなの検索の残像」であって、彼の今の健康状態そのものを示すものではない。
このことさえ覚えておけば、あの物騒な二文字を見ても、前よりは少し落ち着いていられるんじゃないかなと思います。
チャンソンさんはこれからも、
- 俳優として
- 歌手として
- そして一人の夫であり父親として
いろんな姿を見せてくれるはず。
検索窓の「病気」に心を乱されそうになったら、ぜひこの記事のことを思い出してもらえたらうれしいです。
「2PMチャンソン 病気 なぜ デマ?」の答えは―“過去の情報や作品テーマが作り出した誤解であって、今の彼が病気という証拠にはなっていない”
そんなふうに理解して、これからも静かに、だけどしっかりと、チャンソンさんの歩みを見守っていきましょう。
今後のさらなるご活躍を応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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