こんにちは、あゆりんです。
契約更改のあと、自身のX(旧Twitter)にこうポツリと投稿したからです。
「あれ、大した活躍してなかったら保留したのになかったことにされるの?悲しい」
契約を保留したのに、ニュースにもならない。
その「置いてけぼり感」をにじませたこの一言は、すぐに削除されたものの、ネットニュースとしてあっという間に拡散されました。
でも、そもそも——
- 「山瀬選手って、なんでそんなに不満を抱える立場なの?」
- 「二軍では結果出してるのに、なんで一軍で全然試合に出られないの?」
そう感じた人も多いはず。
この記事では、実際の成績と時系列をきちんと整理しながら、
- 「なぜ山瀬選手は二軍どまりに見えるのか?」
- 「将来性はどうなのか?」
を、一緒に掘り下げていきます。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
まずは基本情報:どんな選手なの?
- 名前:山瀬 慎之助(やませ しんのすけ)
- 生年月日:2001年5月4日(24歳/2025年シーズン終了時点)
- 出身:石川県かほく市
- 身長/体重:177cm/89kg
- 投打:右投右打
- ポジション:捕手
- 経歴:星稜高 → 2019年ドラフト5位で巨人入り
高校時代は、同じ星稜のエース・奥川恭伸選手とバッテリーを組み、甲子園で全国区に。
遠投120m、二塁送球1.8秒台と言われる超強肩キャッチャーとして注目されていました。
名前の「慎之助」はもちろん、巨人レジェンド・阿部慎之助さんから。
「阿部2世」のような期待を背負って、巨人に入団したわけです。
年度別の成績を整理してみる
ここが一番大事なポイントなので、年ごとに落ち着いて整理してみます。
一軍成績(2022〜2025)
NPBの年度別成績や球団公式サイトをもとにまとめると、山瀬選手の一軍打撃成績はこうなります。
- 2022年:8試合出場
- 11打数2安打、打率.182
- 2023年:5試合出場
- 7打数1安打、打率.143
- 2024年:2試合出場
- 6打数2安打、打率.333、打点0
- 2025年:1試合出場
- 4打数1安打、打率.250、2打点
巨人公式の「今シーズン成績」でも、2025年シーズンについては
- 一軍:打率.250、打点2、本塁打0
- 二軍:打率.302、打点24、本塁打3
と表示されています。
この成績を見る限り、出場回数は少ないものの、一軍の試合に出場した時には、しっかりと成績を残しているイメージが強いので、「なぜ、二軍のままなのか?」余計に謎ですよね。
二軍成績(2023〜2025)
二軍(イースタン)の打撃成績と、各種記事をつなぎ合わせると、近年はこんな推移になります。
- 2023年(二軍)
- 70試合前後で打率.260台・5本塁打・OPS.7割台後半
- 打てる片鱗を見せ始めた年
- 2024年(二軍)
- 96試合出場、打率.219、盗塁阻止率.378(と紹介されることが多い)
- 守備面では「捕手最多出場」「高い盗塁阻止率」と評価される一方、打率.219と打撃は伸び悩み気味
- 2025年(二軍)
- 100試合出場、打率.302、OPS.770、本塁打3、打点24
- イースタンのリーダーズでも打率3割超、OPS.770と、「守れるだけでなく、打てる捕手」として大きく数字を伸ばしたシーズン
また、守備面では2025年イースタンで盗塁阻止率.238でリーグ2位に入っています。
ざっくりまとめると、
2024年:二軍で守備は高評価、でも打率.219と壁にぶつかる
2025年:二軍で100試合・打率.302・OPS.770と大きくブレイク
という流れですね。
それでも「なぜ二軍どまりなのか?」
数字だけ見ると、特に2025年は
- 二軍で打率3割
- OPS.770
- 守備もよくて盗塁阻止率も高め
…と、「普通に一軍で見たい成績」です。
それでも一軍出場はたった1試合。
その1試合で4打数1安打2打点と結果まで出しているのに、それ以上のチャンスが回ってこない。
これはもう、「実力が足りないから」だけでは説明できません。
ここからは、チーム事情も含めて理由を整理してみます。
理由① 巨人の一軍捕手の“壁”が厚すぎる
まず一番大きいのがこれです。
2025年の巨人の一軍捕手陣は、
- 甲斐拓也(ソフトバンクからFA移籍してきた日本代表クラスの正捕手)
- 大城卓三(打てる捕手として長年レギュラー)
- 小林誠司(守備とリードに絶対的な信頼のベテラン)
- 岸田行倫(捕手以外も守れるユーティリティ気味の捕手)
という豪華メンバー。
ここにさらに、シーズン途中から山瀬選手が加わり、「捕手4人制」が復活したこともニュースになりました。
冷静に考えてみると、
- 正捕手枠:甲斐 or 大城
- 守備固め&リード重視:小林
- ベンチに置きやすい第3捕手:内野や代打もできる岸田
…とすでに役割が埋まっている状態。
そこに、
「守備はいいけど、一軍ではまだ実績の少ない若手捕手」
である山瀬選手が割り込むのは、相当ハードルが高いです。
捕手って、外野みたいに枠が3つあるわけでもないし、代打・代走でちょこちょこ出られるポジションでもない。
“ポジションの椅子自体が少なすぎる”——これがまず大前提としてあります。
理由② 守備は高評価だが、「超スペシャリスト」にはまだ届いていない?
原辰徳前監督は、山瀬選手について
とキャンプで評価していたことが報じられています。
実際、
- 二軍で捕手最多出場
- 盗塁阻止率も高水準
- 強肩はプロの中でもトップクラス
と、守備面でのポテンシャルはかなりのものです。
ただ、ここからはあくまで「首脳陣目線での仮説」ですが——
- 「守備だけで圧倒する」なら、すでに小林がいる
- 「打てる捕手」として押すには、まだ一軍の打撃サンプルが少ない
という状況で、
「じゃあ、どういう場面で山瀬選手を使うの?」
という“起用イメージ”が、なかなか固まりにくいのかな、という印象があります。
逆に言えば、
- 特定の投手の“専属捕手”になる
- とんでもなく盗塁を刺しまくる
- 投手の防御率が「山瀬と組むとガクッと下がる」
このどれか一つでも「数字で分かる武器」が尖ってくれば、一軍での居場所は一気に増えるはずです。
理由③ 「二軍では打てる」→「一軍で再現できる?」の信頼がまだこれから
2025年、二軍で打率.302・OPS.770という数字を残したのは本当に立派です。
ただ、首脳陣が知りたいのは
「一軍の150キロ台の速球」「キレッキレのフォークやスライダー」を相手にしても、そのスイングが同じように通用するのかどうかというところ。
実際、一軍ではまだ通算16試合・28打数6安打(※2025年終了時点)と、サンプルがかなり少ない状態です。
この数字だけだと、
- 「たまたま今年は二軍で打てたのかな?」
- 「一軍のボールに慣れるまで、もう少し様子を見るか」
と判断されても不思議ではありません。
でも、これって、巨人が出場機会をくれないからですよね。
個人的には、「一軍で数十試合連続でチャンスを与えてみてほしい…!」と思うタイプの選手ですが、チーム事情を考えると、なかなかそうもいかないのが現実なんですよね。
契約更改での「保留」とXポストににじむ本音
ここで、冒頭のXポストに話を戻します。
週刊女性PRIMEやアサ芸プラスなどの報道によれば、2025年11月17日、山瀬は契約更改交渉で提示額を保留。
しかし、そのことが球団やメディアからほとんど報じられなかったことに対し、
「あれ、大した活躍してなかったら保留したのになかったことにされるの?悲しい」
とXにポスト(のち削除)。
これが「不満ぶちまけ投稿」としてニュースになりました。
SNSで感情をそのまま吐き出すのが良いかどうかは置いておくとして、二軍で100試合も出て、打率3割を打って、それでも一軍は1試合だけ。
契約更改も目立たず、「保留」もスルーされる—。
「こんなにやってるのに報われてないんじゃないか?」
そんなフラストレーションが爆発した一言にも見えます。
ファン目線で言えば、「そりゃ悔しくて、ついスマホに愚痴も書きたくなるよな…」と、ちょっと胸が痛くなるエピソードでもあります。
「他球団なら一軍クラス?」という評価も
一部メディアでは、「他チームなら一軍起用もあり得る選手」と評する声も紹介されています。
- 強肩で守備は十分一軍レベル
- 二軍で100試合・打率.302・OPS.770という実績
- まだ24歳という若さ
これらを考えると、
「捕手が薄い球団だったら、普通に一軍でマスク被ってるのでは?」
という見方が出てくるのも、正直うなずけます。
もちろん、トレードや人的補償などで環境が変わるかどうかはまだ分かりません。
ただ、「巨人で出番が少ない=他球団でも通用しない」とは全然言えないタイプの選手だと感じます。
将来性:巨人で花開くか、環境を変えてブレイクか
ここまで整理してみると、山瀬慎之助の“現在地”はこんなイメージです。
- 守備はすでにプロでも上位クラスのポテンシャル
- 二軍では2025年に打率3割・OPS.770と、打撃も一皮むけた
- にもかかわらず、一軍には甲斐・大城・小林・岸田という分厚い壁
- その結果、「二軍の正捕手」状態から抜け出せずフラストレーションがたまっている
じゃあ、この先どうなっていくのか。
パターン① 巨人で「これが山瀬の武器だ!」を押し出して定着
一番わかりやすいのは、
- 特定の投手の専属捕手として結果を出す
- 盗塁阻止率やリード面で“一軍投手の成績を変える”存在になる
- 打撃でも「8番・9番なら安心して任せられる」レベルをキープする
といった形で、巨人の中で唯一無二の役割を作ること。
特に阿部慎之助監督は、自身も捕手出身。
「守れる捕手」「投手を引き立てる捕手」に対しては、人一倍目が厳しく、同時に評価もしてくれるタイプだと思います。
山瀬選手が2025年の二軍成績を「当たり前」にして、一軍でも少しずつ結果を積み重ねていけば—
30歳手前くらいで一気に正捕手クラスに化ける、そんな未来も十分あり得ると感じます。
パターン② トレード or 人的補償で環境を変えて一気にブレイク
もう一つの可能性は、トレードやFAに伴う人的補償などで、捕手不足の球団に移るパターン。
- 「守れる捕手がいない」
- 「正捕手はいるけど、バックアップが心もとない」
こういうチームにとって、
「二軍で3割打っている25歳前後の強肩捕手」
は、かなり魅力的な補強ポイントになります。
実際にそうなるかどうかは誰にも分かりませんが、少なくとも今の山瀬選手は、
「どこかでブレイクしてもおかしくない“爆発寸前”の捕手」
というポジションにいるのは間違いないと思います。
まとめ:今は“我慢”の時間。でも、見ておいたほうがいい選手
改めて、ポイントを整理すると——
- 山瀬慎之助は、単なる「二軍どまり」ではなく、巨人の分厚い捕手陣とチーム事情にふさがれている若手捕手。
- 二軍では2024年に「守備は高評価・打率.219」、2025年に「100試合・打率.302・OPS.770」と明確な成長を見せている。
- 一軍ではまだ通算16試合しか出ておらず、「二軍の成績を一軍で再現できるか?」という確認がこれから。
- 契約更改保留とXポストには、「ここまでやっても報われないのか」というフラストレーションがにじむ。
個人的には、
「こういう選手が、ある年を境に一気に化ける」
というパターンを、プロ野球で何度も見てきました。
だからこそ、今の山瀬慎之助選手は、
- 成績表だけ見ると地味
- ニュースで取り上げられるときは“炎上気味”な切り口
になりがちですが、ファンとしては
と声を大にして言いたいタイプの選手です。
巨人で正捕手を勝ち取るのか、どこか別のチームで一気にブレイクするのか—。
どちらの未来に転んでもおかしくないからこそ、これから数年の山瀬慎之助から、目を離さずに追いかけていきたいですね。
今後のさらなるご活躍を応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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