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駒澤大の“3000m障害”ルーキー、牟田颯太ってどんな選手?—出身や学歴、戦績から見えた素顔

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こんにちは、あゆりんです。

箱根駅伝を語るとき、つい目が行くのは「即戦力ルーキー」。

特に注目なのが、今年の駒澤大学で静かに存在感を放っている鎮西学院高出身の牟田颯太(むた・そうた)選手

双子の兄として生まれ育ち、今は名門・駒澤の紫紺ユニフォームを着る新星です。

そこで今回は、牟田颯太選手を徹底調査!

プロフィールwiki風に紹介しながら、出身学歴戦績素顔など、牟田颯太選手についてまるっとご紹介しちゃいます。

少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。

目次

牟田颯太選手のwiki風プロフィール

  • 名前:牟田 颯太(むた そうた)
  • 所属:駒澤大学 陸上競技部(1年)
  • 学部学科:文学部 地理学科
  • 出身地・出身校:長崎県諫早市/森山中 → 鎮西学院高
  • 専門種目:3000m障害(SC)、5000m
  • 憧れの選手:篠原倖太朗(富士通)
  • 寮の同部屋:安原海晴(商3)
  • 指導係:坂口雄哉(市2)

※身長・趣味については、現時点で公式情報は非公開。チーム紹介ページや特集記事にも数値・記載はなし。

小学3年生の時に、陸上を始めたという牟田選手。

そんな颯太選手の隣には、常に双子の弟凛太選手の姿が・・・。

二人で切磋琢磨しながら、その技術を磨いてきたのだそう。

そんな颯太選手が、駒澤大学に興味を持つきっかけは、やっぱり箱根駅伝。

箱根駅伝で駒大のユニフォームを着て走るランナーを見て、すごくかっこよくて憧れを持つように・・・。

憧れの駒澤大学に入学し、初めての寮生活に戸惑いながらも、レベルの高い環境下での練習に、日々邁進中。

そんな牟田選手の1年次の目標は、三大駅伝への出走。

また、個人としては、関東インカレから全日本インカレへの出場を目指し、結果を残したいと熱い闘志を燃やしています。

これからの活躍に要注目ですよ。

原点は“森山の双子ランナー”

颯太選手の出発点は、長崎・諫早市立森山中。

双子の弟・凜太選手とともにチームを全国大会へ導き、名を知られるようになりました。

中学時代から互いに刺激し合いながら、兄は「粘り」、弟は「スピード」と少しずつスタイルが分かれ始めます。

高校は二人揃って駅伝強豪の鎮西学院へ進学。

そこで兄・颯太選手は「3000m障害」という新たな挑戦を始めます。

3000M障害といえば、世界陸上でも注目されていましたよね。

最初は弟にかなわなかった悔しさを“きっかけ”に、自分の得意を磨き続けた結果──高校3年で長崎県高校新記録 8分56秒48を樹立。

さらに、6月の全九州大会では8分54秒17の大会新記録(優勝)をマークし、全国でも通用する力を見せました。
(この時点で長崎県高校記録も更新)

夏のインターハイでは、8位入賞(9分08秒74)

秋の国体(国スポ)少年男子A5000mでも9位 14分11秒12と、安定して全国上位に食い込みました。

どのレースも「自分の持ち味で勝負する」姿勢がにじむ内容です。

駒澤大学でのスタートダッシュ

駒澤大陸上部の新入生特集2025では、「エースとして活躍できるよう努力したい」と、堂々としたコメントを残しています。

4月の大学初戦(法政大競技会 3000mSC)では8分59秒16で3着

初戦から9分切りを達成しており、大学レベルのスピードにも順応の早さを見せました。

そして5月の関東インカレ男子2部3000m障害では、初出場ながら5位入賞(8分57秒25)

1年目でこの舞台に立ち、しっかり入賞を果たすのは並のルーキーではありません。

6月には5000mで14分03秒22(日体大長距離)、10000mで29分57秒56(あおもりディスタンス)を記録。

すでにトラックでも“箱根を見据えた脚”をつくっている印象です。

スタイルと強み:障害で磨いた“技術の精度”

彼の走りの特徴は、フォームの安定感とリズム。

4years.のインタビューで指導者が語っていた通り、弟・凜太が前傾スピード型なのに対し、兄・颯太は長距離向きの立ちフォーム

3000m障害では、ハードルを越えたあとの再加速が非常に滑らかで、高校時代に培った「技術×粘り」で勝負するタイプです。

障害の技術で勝負できる選手は、大学で距離を伸ばすと一気に化ける。

駒澤の藤田敦史監督も「素直で吸収が早いタイプ」と評しており、まさに“伸びしろの塊”といえる存在です。

競技一本の“実直さ”

趣味やオフの話題はあまり公になっていません。

でも、インタビューやチーム特集を読む限り、陸上そのものが彼の生活の中心であることは間違いありません。

大学で挑戦したいことの欄も競技に関する目標のみ。

遊びよりも「もっと強くなりたい」という気持ちが先に立つタイプなんだと思います。

これからへの期待

大学1年で関東IC入賞。

この時点で既に全国クラスのスピードと技術を持つ牟田颯太選手。

今後は5000m・10000mで持久力を積み上げながら、“駒澤の障害エース”→“駅伝メンバー”へと進化していく予感があります。

何より楽しみなのは、弟・凜太選手との“共演”。

「どっちかがダメなとき、どっちかが支える」と語った2人。

兄が切り開く3000m障害の道の先に、きっと双子で箱根を走る日があると信じたくなります。

戦績まとめ

年度種目記録・順位備考
高3(2024)3000mSC8:56.48長崎県高校新
高3(2024)3000mSC8:54.17全九州高校大会 優勝・大会新
高3(2024)3000mSC9:08.74インターハイ8位
高3(2024)5000m14:11.12国体(国スポ)少年男子A 9位
大1(2025)3000mSC8:59.16法政大競技会(大学初戦)
大1(2025)3000mSC8:57.25関東IC 男子2部5位入賞
大1(2025)5000m14:03.22日体大長距離記録会
大1(2025)10000m29:57.56あおもりディスタンス

まとめ

いかがでしたか?

今回は、大学駅伝注目のルーキー、駒澤大学の牟田颯太選手に、注目してみました。

  • 出身:長崎・鎮西学院高。森山中時代から全国常連。
  • 専門:3000m障害で高校県記録&全九州優勝。
  • 駒澤大では1年で関東IC入賞。
  • 趣味・身長は非公開ながら、競技に全力を注ぐ“実直派”。
  • 双子の絆が、チームにも新しい風を吹かせる存在。

箱根の道を兄弟で駆け抜ける日──。

きっと、そう遠くない未来だと思います。

今後の活躍からも目が離せませんね。

まずは、「第57回全日本大学駅伝」で、その雄姿をこの目に刻みましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。


出典・参照

  • 駒澤大学スポーツ新聞部『新入生特集2025』
  • 駒澤大学陸上競技部公式・学年別プロフィール
  • コマスポ大会レポ(法政大競技会/関東インカレ)
  • 月陸Online「長崎県高校総体」記事・記録一覧
  • 4years.『長崎の双子ランナーが駒澤へ』前後編
  • NCC長崎放送『双子ランナー特集』
  • 長崎陸協大会記録PDF・国スポ公式結果
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