こんにちは、あゆりんです。
連日、熱戦が繰り広げられている「東京2025世界陸上」。
毎日、注目競技が目白押しで、一瞬たりともテレビ画面から目が離せない日々が続いています。
そんな中、スタートした男子マラソン。
猛暑が続く中、選手たちの体調管理にも注目が集まっていますよね。
すべての選手がベストを尽くせるよう祈りながら応援しています。
「日本選手の調子はどうかな?」「世界の一流選手の走りはすごいな」なんて、興奮しながら中継を見ていたら、思わず耳を疑うようなワードが飛び込んできました。
それは、レース展開を実況しながら、合間に挟まれる出場選手の紹介シーン。
ある選手の紹介シーンで次のような言葉が聞こえてきたのです。
「・・・ラクダと喧嘩が・・・片目が不自由・・・」

えっ!?ラクダと喧嘩?どういう意味?
と、思わず二度見ならぬ二度聞きしそうになったので、さっそく調査開始。
そんな衝撃の紹介をされていたのは、男子マラソン・スウェーデン代表のスルダン・ハッサン(S.ハッサン)選手。
ラクダと喧嘩というエピソードを深堀しながら、S.ハッサン選手について、プロフィールや経歴を紹介したいと思います。
少しでも興味がある方は、ぜひ、最後までお付き合いください。
【東京2025世界陸上】ラクダと喧嘩って何?
2025年9月15日7時30分にスタートした男子マラソン。
20キロを超えたあたりで実況の途中に挟まれた選手紹介。
スウェーデン代表のスルダン・ハッサン選手の走りに注目しながら、次のような紹介がされたのです。



内紛が激しく、治安が悪化しているソマリア出身だから、内戦の影響で被弾してしまったとか、怪我をしてしまって片目が不自由になってしまったの?
なんて、悲しい出来事を想像してしまったのですが・・・。
次に続く言葉に、思わず耳を疑うことに・・・。



えっ!?ラクダと喧嘩して?ラクダに襲われてとかじゃなくて?
一瞬、私の聞き間違えかと思ったのですが、X(旧Twitter)上にも、このエピソードに衝撃を受けた方からの投稿があふれる事態に。
私だけが「ラクダと喧嘩」と聞こえていたわけじゃなかったんだと安堵するとともに、「ラクダと喧嘩をする場面てどんなシチュエーショ?」と、疑問が・・・。
X(旧Twitter)でもハッサン選手に注目する方々からの投稿が続々と届いています。
私も気になって、ハッサン選手について調査してみたのですが、そこまで注目されている選手ではなかったのか、情報はほとんど見当たらず。
ちなみに、ハッサン選手の出身地であるソマリアは、実は、ラクダの保有数が世界一なんだそう。
昔から遊牧民が多数を占めているというソマリア。
ラクダを移動手段として重宝してきたため、気が付けば、ラクダの保有数が世界一になっていたのだそう。
ソマリアでは、ラクダの保有数によって貧富の差が分かると言われるほどなんだとか。
気候や環境が厳しいソマリアで生きていくためには、欠かせないというラクダの存在。
羊やヤギ、牛なども買っているようですが、ソマリア人が一番好きなのはラクダだと語る国民もいるほど。
そんな貴重な存在のラクダとは、強い愛情で結ばれてきたそうです。
人間とラクダは互いを必要とし、互いに理解しあっているとのこと。
移動手段のみならず、ラクダのお乳はソマリアの食卓には欠かせないものであるし、その肉を食べることも。
ただし、食べるためにラクダを殺すことはなく、自然死してしまったラクダの肉だけを口にするそうです。
そんな環境で生活しているソマリアだからこそ、「ラクダと喧嘩」という日本人には信じられないような状況も、起こりえるのではないでしょうか?
もしかすると、ラクダは家族のような存在なのかもしれません。
だとすれば、ハッサン選手がラクダと喧嘩をしたというエピソードも、私たちが家族や兄弟とする喧嘩のようなものかもしれませんよね。
今回の出来事で、ソマリアという国について、少し理解することができました。
世界にはまだまだ知らないことがあふれていることを実感。
何かわからないこと、理解できないことが出てきたら、安易に推測せず、その背景などを調べてみることが大切なことを実感。
ハッサン選手の「ラクダと喧嘩」というエピソードを耳にしたことで、ソマリアという国が少し身近になった気がします。
※2025年9月16日追記
マラソン終了後、自身の「ラクダと喧嘩」というエピソードについて、インタビューに答えていたハッサン選手。
「ラクダと喧嘩したワケじゃないよ(笑)。基本的には遊んでいたんだ。喧嘩していたら負けていたよ」
棒を持ってラクダと遊んでいた4歳くらいの頃。「ラクダを動かそうとしたら、(棒が)跳ね返って運悪く目に入ってしまったんだ」。ラクダに襲われたのか、と問われると「いやいやいや、ラクダはとても人懐っこいんだ」と擁護した。
引用元:THE ANSWER「喧嘩したわけじゃないよ(笑)」 右目失明ランナーがラクダ擁護、不利でも42.195kmを走る理由【東京世界陸上】
ラクダと喧嘩したわけではなかったんですね。
遊んでいただけという・・・。
それでも日本人の私にとっては驚きのエピソードには変わりはありませんが。
今後の活躍に期待しています。
「ラクダと喧嘩」が原因で片目が不自由!?ハッサン選手とは?


- 名前:sulden HASSAN
- 読み方:スルダン ハッサン
- 生年月日:1998年4月1日
- 年齢:27歳(2025年9月現在)
- 代表国:スウェーデン
- 身長:181センチ
2024年に開催されたパリ五輪にも、男子マラソンスウェーデン代表選手として出場していたハッサン選手。
パリ五輪では、2時間11分21という記録で、28位。
そして、「東京2025世界陸上」では、2時間11分18秒という記録で、14位。
他にも、
- どういう大会に出場しているのかな
- どんな経歴の持ち主なのかな
など、調査してみたのですが、ハッサン選手に関する情報は見当たらず。
今後、新しい情報が分かり次第、記事を更新予定です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、2025年9月15日に開催された「東京2025世界陸上」男子マラソン。
スウェーデン代表として出場していたスルダン・ハッサン選手の紹介エピソードが気になり、調査開始。
レース途中の給水所付近で明かされたスルダン ハッサン選手のエピソード。
「ソマリア出身のハッサン選手は、片目が不自由なため給水がとりにくい・・・。」という解説が。
その後、明かされた片目が不自由な原因。
「ラクダと喧嘩して・・・。」
このエピソードについて、調べて分かったことを紹介しました。
レースを楽しむと同時に、様々な発見がある世界陸上から目が離せません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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